今治明徳短期大学の開学50周年記念式典が25日、今治市矢田の同短大であり、学生や関係者約1200人が半世紀を振り返り、さらなる発展を誓った。
 同短大は1966年に開設し、これまで約7500人が巣立っている。現在はライフデザイン学科、幼児教育学科、調理師専修科(1年課程)に計199人が在籍している。
 野口学学長は「地域に貢献できる人材育成に取り組んできた。50年の実績と伝統を継承し、次の50年へ新たな今治明徳短大を目指す」と式辞を述べた。
 同短大を運営する学校法人・今治明徳学園の創立110周年も記念。グループの今治明徳高卒業生で2012年のロンドンまで3大会連続で五輪に出場した陸上男子やり投げの村上幸史選手の講演もあった。